これだけ見ておけば大谷翔平を語れる!2021年スーパープレイ集
MLBの2021年シーズンで走攻守に異次元の活躍を見せた大谷翔平ですが、数あるスーパープレイの中でも、まずはこれだけは見ておきたい、というものを集めました。
目次
2021/04/04 2号ホームラン
シカゴ・ホワイトソックス戦(ホームゲーム)に2番、先発投手として出場。2021年シーズンの初先発、メジャーの公式戦では初のリアル二刀流(DHを解除して一つの試合に投手、打者として出場)となりました。第1打席で、高めの難しい球を粉砕した技ありの一打です。乾いた打球音が強烈です。しかもこの数分前まで、敵の1回表の攻撃を0点に抑えているのです(三振×1、内野ゴロ×2)。
試合自体はエンゼルが 7 – 1 で勝利。3 – 0 とリードしていましたが、ワイルドピッチとパスボールで3点を失って同点に追いつかれ、4回3分の2で降板、勝敗は付きませんでした。
2021/05/05 ピッチャー強襲ライナーを好捕
タンパベイ・レイズ戦(ホームゲーム)で先発登板(打者としての出場は無し)した3回裏。2番バッター、オースティン・メドウズの強烈なライナーを見事キャッチしました。
試合は 1 – 3 で敗れました。1 – 0 とリードしたまま6回3分の0で降板しましたが、後続が7回に打たれて逆転され、勝敗は付きませんでした。
2021/05/14 グリーンモンスター越えの11号ホームラン
フェンウェイ・パーク(ボストン・レッドソックスの本拠地)での一戦に2番DHとして出場。6回表、体勢を崩されながらも、右手一本で逆方向に運んだ驚きの一打です。左打者なのに、高さが11.3mもあるグリーンモンスターを軽々越えています。またこの打席では、外角のボールと思われる初球をストライク判定されています。逆境の中での集中力という意味でも凄みのある一打です。
2021/06/25 キャットウォークまで運んだ特大の24号ホームラン
タンパベイ・レイズ戦(ビジター)に1番DHとして出場。1回表の先頭打者ホームランです。右腕アンドリュー・キットレッジから放った一打は、キャットウォークまで運んだと当時大きく話題になりました。
でも動画をよく見ると、キャットウォークよりも更に遥か上、「TROPICANA FIELD」(レイズの本拠地球場の名前)の看板上の壁に当たって跳ね返っているように見えます。
2021/07/02 キャッチャーと交錯してクルリと一回転、サヨナラのホームイン
ボルチモア・オリオールズ戦(ホームゲーム)に2番DHとして出場。7 – 7 の同点で迎えた9回裏の攻撃。ワンアウト、ランナー無しからの第5打席で四球を選び、レンドンの三振で2アウトとなってから、二盗。4番ウォルシュのライト前ヒットの間に生還し、サヨナラ勝ちしました。
最後の走塁も素晴らしいですが、この日は第2、第3打席で連続ホームラン(29号ソロ、30号2ラン)も放っていたため、驚くべき活躍と大きく報じられました。
2021/07/09 4階席に飛び込んだ特大の33号ホームラン
シアトル・マリナーズ戦(ビジター)に2番DHとして出場。3回表に、打球をなんと4階席まで運びました。チームメイトのジャスティン・アップトンのリアクションが、ホーム・アローンのマコーレー・カルキンみたいだと話題になったホームランです。
2021/07/13 オールスターゲーム ルールまで変えた大谷翔平
MLBのオールスターゲームに、史上初の二刀流(先発投手、1番DH)で出場しました。当時オールスターゲームのルール上は、二刀流で出場する道はありませんでしたが、大谷翔平のために、そのルールまで変更されました。
打者としては二打席凡退に終わりましたが、投手としては一回を完璧に抑え、勝ち投手にもなりました。
2021/07/18 ファーストへの内野安打で一塁手に競り勝つ
シアトル・マリナーズ戦(ホームゲーム)に2番DHとして出場。7回裏のワンアウト、ランナー無しで、一塁手は打者に集中できるはずの場面でしたが…。セーフになったのは素晴らしいけど、ケガをしないか心配、という声が多く挙がりました。
2021/08/31 キャッチャーが二塁に送球する間に本盗
ニューヨーク・ヤンキース戦(ホームゲーム)に2番DHとして出場。5回裏、フレッチャーのディレイドスチール(二盗)に反応してキャッチャーが二塁に送球する間に、ホームスチールを成功させました。キャッチャーの「なんだよこいつ…」みたいな表情が当時話題になりました。
※日付はすべて現地時間です。
※MLBでの成績は BASEBALL REFERENCE を参照しました。
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