大谷翔平が再び本塁打量産体制に 60本ペース超え
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で2試合連続となる39号ソロを放った。前日からの“3打席連発”は自身初めての快挙だ。
大谷からまた豪快アーチだ。右腕ガウスマンから2試合連発となる39号を放ち、シーズン60発ペースに乗せた。敵地をどよめかせた。
前日27日(同28日)に敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダーでは第1試合で1安打完封で9勝目をマーク。第2試合では37号2ラン、38号ソロと2打席連発した。この日も第1打席でかっ飛ばし、前日から3打席連発。日本選手では2023年5月16、17日(同17、18日)のカブス・鈴木誠也以来2人目の快挙だ。
試合前まで54勝49敗で地区3位。ワイルドカード進出圏内へは3ゲーム差となっている。ポストシーズン争いへ負けられない戦いが続いている。
参考:Full-Count – 大谷翔平、“3打席連発”先制39号 キング独走60発ペース、奪三振王を攻略
3打席連続となる39号ホームランによって、年間の本塁打数の見込みが今季初めて60本ペースを超え、60.75本になりました(試合数が少ない4月3日時点の81.0本ペース、4月4日時点の64.8本ペースは除く)。相変わらず異次元の活躍が続いていますね。

いっそ同時にアーロン・ジャッジ超え(アメリカン・リーグ記録の62本)もして欲しい!と欲が出て来るところですが、上のグラフを見て分かるように、意外にも、2021年シーズンも途中まではほぼ同じペースでホームランを打っていました(2021年7月9日の87試合消化時点が最高で、61.4本ペース)。今年の39号は104試合目でしたが、2021年は118試合目でした。また、2021年に104試合を消化した時点の本塁打数は37本と、今季とわずか2本差でした。
今季も残すところあと58試合。このままホームランの量産が続き、歴史的快挙をまたひとつ、達成してくれることを祈ります。

8月18日の123試合消化(残り39試合)時点で、年間56.6本ペースと、若干ペースが落ちて来てしまいました。しかし、ホームラン・キング争いでは現在2位とは11本差。日本人MLB選手では史上初となるホームラン・キングのタイトル獲得がいよいよ現実味を帯びて来ました。
※日付はすべて現地時間です。
※MLBでの成績は BASEBALL REFERENCE を参照しました。
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